「既卒になってしまった……」 「もう人生終わりかもしれない」 「このまま正社員になれないんじゃないか」
既卒になると、こうした不安に押しつぶされそうになる人は少なくありません。「既卒 人生終わり」「既卒 詰んだ」と検索してしまうほど、追い詰められた気持ちになることもあるでしょう。
周りの友人たちが次々と就職していく中、自分だけ取り残されたような焦りや劣等感を覚えることもありますよね。
かくいう私自身も、既卒だった頃はずっと不安でした。
「新卒カードを失ったら、もう終わりなんじゃないか」 「空白期間があると、やっぱり不利なのか」 「職歴なしで採用してもらえるのか」
そんなことばかり考えていました。
ただ、今振り返ると、既卒イコール人生終わり、では決してありません。
新卒と比べてスムーズにいかない部分はあります。でも、既卒から就職して普通に働いている人は、たくさんいます。
この記事では、「既卒は人生終わり」と感じやすい理由と、そこから抜け出すためにできることを、実体験をもとにお伝えします。
なぜ既卒は「人生終わり」と感じやすいのか
既卒になると、精神的に不安定になりやすいものです。主な理由は、次の3つです。
① 周りと比べてしまうから
既卒がつらい大きな理由のひとつは、周囲との差を痛感しやすいことです。
大学の友人たちは新卒で入社し、仕事やボーナスの話をしながら社会人として前に進んでいる。一方、自分はまだ就活中——そんな状況に置かれると、「自分だけ人生が遅れている」と感じやすくなります。
特にSNSは要注意です。他人の順調な部分ばかりが目に入るため、焦りが余計に募ります。
ただ実際には、新卒で入った会社をすぐに辞める人も、転職を繰り返す人も珍しくありません。表面上は順調に見えても、それぞれ悩みを抱えているものです。
② 空白期間への不安が大きいから
既卒になると多くの人が気にするのが、「空白期間」の問題です。
「面接で絶対に責められる」「何もしていなかったら終わりだ」——そう不安になる気持ちは、よくわかります。私自身、面接の前はかなり怖かったです。
でも実際に面接を受けてみると、「既卒であること」そのものより、
- なぜ今就活しているのか
- 今後どうしたいのか
- どんな働き方をしたいのか
といった点を見られているケースが多いと感じました。
空白期間の説明は必要ですが、それだけで不採用が決まるわけではありません。
③ 一人で抱え込みやすいから
既卒の就活は、孤独になりやすい環境です。新卒と違い、学校のサポートはなく、周りに相談しにくく、情報収集もすべて自分でこなす必要があります。
その結果、ネガティブな情報ばかりを検索して、ますます動けなくなる——というループに陥ることがあります。私も不安が強かった時期は、検索ばかりしていました。でも、それでは不安が増えるだけで、状況は何も変わりませんでした。
それでも、既卒から就職できる理由
ここまで読むと余計に不安になるかもしれませんが、既卒から就職している人は確かにいます。
今は若手不足の企業も多く、「未経験歓迎」「第二新卒歓迎」「ポテンシャル採用」を掲げる会社は増えています。特に20代であれば、まだ若手として見てもらえるケースは十分あります。
また、既卒として悩んだ経験があるからこそ、働く意味や将来を真剣に考え、自分と向き合えた——そういう人もいます。遠回りに感じる時間も、後から振り返れば意味を持つことがあります。
既卒から抜け出すためにできること
① 完璧を求めすぎない
既卒になると、「もう失敗できない」という焦りが強くなりがちです。でも、完璧を目指しすぎると、逆に動けなくなります。
自己分析も志望動機も、最初から100点でなくて構いません。7割の完成度で動き始める方が、結果的に前へ進みやすいです。
② 一人で就活しない
これは特に大切なことです。一人だけで進めていると、どうしても視野が狭くなります。
私自身、最初は自己流でやっていましたが、志望動機・自己PR・面接対策でかなり行き詰まりました。エージェントに相談してみると、「そこまで深刻に考えなくていいんだ」と思える部分が増え、気持ちが楽になりました。誰かに話しながら整理するだけでも、見え方はずいぶん変わります。
③ 小さくても、動いてみる
既卒期間が長くなるほど、不安は大きくなりやすいです。だからこそ、
- 求人を眺めてみる
- 履歴書を書いてみる
- エージェントに登録してみる
- 面接対策を始めてみる
といった小さな一歩が大切です。動き出すと、少しずつ状況は変わっていきます。不安を頭の中だけで抱え続けていると、苦しさは増すばかりです。
まとめ|既卒は、人生終わりじゃない
既卒になると「もう終わりかもしれない」と感じる瞬間があります。でも、既卒から就職して普通に働いている人は、本当にたくさんいます。
大切なのは、
- 周りと比べすぎない
- 一人で抱え込まない
- 小さくても動き続ける
この3つです。
当時の自分を振り返ると、「まず動き始めたこと」が一番の転機でした。
もし今、不安が強くて動けない状態なら、一人で悩み続ける前に、誰かに話してみるだけでも、きっと何かが変わります。

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